ユニバーサルデザインとユビキタス
 「第4回佐賀県ユニバーサルデザイン大賞」を、「NPO法人シニアネット佐賀」が受賞しました。
 ICTに関して、「誰でもが、身近な人に、気軽に聞ける」環境を目指した活動が評価されました。
 大変栄誉であり、嬉しい受賞です。





 この受賞の報を聞いた時に、私は昨年の5月末に聞いた講演を思い出しました。
 ㈱UDIT(ユーディット)代表取締役 関根千佳さんの講演です。
 今回の件で私は、ITCが その存在すら意識させなくても、人を優しくサポートする存在となればいいなと感じました。
 それが”ユビキタス”で有ってもらいたと強く思いましたね。
 下記は関根千佳さんの講演を聞いた時のブログ記事の抜粋です。

****************************

 高情協の定期総会終了後、情報化講演会も開催されました。

 「佐賀をもっと幸福にできるユビキタス社会とは:ユニバーサルデザインのユビキタスを」と題して、㈱UDIT(ユーディット)代表取締役 関根千佳さんの講演が面白かってですね。



  先ず重要なキーワードの意味です。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

 ユニバーサルデザイン:文化・言語・国籍の違い、老若男女といった差異、障害・能力の如何を問わずに利用することができる施設・製品・情報の設計(デザイン)をいう。

 ユビキタス:それが何であるかを意識させず(見えない)、しかも「いつでも、どこでも、だれでも」が恩恵を受けることができるインタフェース、環境、技術のこと。英語のubiquitousには、「神は遍在する」という宗教観がある。

 ユビキタス社会:「いつでも、どこでも、何でも、誰でも」がコンピューターネットワークを初めとしたネットワークにつながることにより、様々なサービスが提供され、人々の生活をより豊かにする社会。

 Xerox Paro Alto研究所のMark Weiserは、ユビキタスコンピューティングの概念を初めて提唱した、とされています。彼はそれを"Calm Technology"と表現しています。直訳すれば”平穏な技術”です。分かり易く言うと下記の事だそうです。

   ・人のニーズを影からそっと支援するもの

   ・おせっかいでなく、Invisible(目に見えない)な支援

   ・本人のコントローラビリティを重視

   ・最初から人間を理解して作られるべき

 この概念が限りなくユニバーサルデザインに近いと、関根さんは仰います。そこでそんな社会を実現するために、情報のユニバーサルデザインを研究する会社を立ち上げられたそうです。押し付けがましくない技術、日本人好みで面白いですね。ユニバーサルデザインと言うキーワードは、これからの社会の在り方かも知れません。

 実は佐賀県はユニバーサルデザインにも結構力を入れています。関根さんも講話で紹介された、「パーキングパーミット」や、「使いやすい有田焼のお皿」などユニークなものが有ったりします。

 ※さがユニバーサルデザインラボ(佐賀UDラボ)

 平成22年12月には、ユニバーサルデザイン全国大会が佐賀県で開催されます。

 観光地などには、ユニバーサルデザインは付加価値として大いに導入すべきです。そう言った動きを市民活動で盛り上げるのは、地域活性化に繋がると私は思います。
[PR]
by paas99 | 2010-03-05 15:33 | ユニバーサルデザイン


<< 人が主役! 佐賀県/MS協働プログラム成果発表 >>